CMMIの各MLの簡単なイメージ
By K. Tanimoto 2015/12/28
ML2
・要件をトレースする仕組みがある。要件の変更を追跡する仕組みがある
・PJ計画書があり進捗管理に利用されている。また更新されている
・構成管理のためのツールがあり、SWEドキュメントは制御されている。文書番号や変更履歴が体系化されている
・プロセス及び出荷前製品の第3者保証するグループ(QA)があり、活動と報告がある
・何を計測してどう分析、報告するかが決まっており、定義のテンプレート、リポジトリーがある
・PMBOK等の受講機会がある
ML3
・組織標準、プロセスアーキテウチャー、リポジトリー、プロセス資産リポジトリーやそのためのWEBがある
・SEPGがあり活動している
・定期的なアセスメントがある
・工程が定義されている
・ソフト工学が適用されている(傍証:ISO,各国の標準、IEEE の標準がいくつか使われている)
・品質特性や非機能要件も使われている
・テスト計画、レビュー計画がある
・教育グループがある
・体系的教育計画がある
ML4
・プロセス毎の標準実績データがすぐ参照できる状態で存在する。特にエンジニアリングの部分のプロセスにおいてあり
・事業目標や顧客ニーズと、PJにおけるプロセスの定量的な目標の関係が示されてる。また、それが管理図等で制御されている。
・各種のグラフが直ぐに出てくる。散布図、ヒストグラムがある
・統計の教育、品質管理の教育、QC7つ道具等の受講機会がある
ML5
・全員参加可能なボトムアップの改善活動や改善提案の仕組みがある。参加に対する何らかの表彰や褒章システムがPJの成功とは別にある
・組織にとって改善レベルではなく、新しい技術を導入し、ビジネスに成果を出している。サポート体制がある。導入した技術が定着している
・社外の情報を調査や評価する役割の人がある
・事業目標と結びついてプロセス能力の課題設定型での改善活動が体系的に行われ廻っている
・バグの作りこみ原因にフォーカスできるバグ分類がある(分類表)
・このバグ分類と統計データに基づき、施策が行われプロセスにフォーカスしている
(テンプレートや手法が期待できる)
・社外に行ける人がある