V-antena and Tanimoto's page

谷本の備忘録・雑記帳・work

>

カテゴリー: settings

CATEGORY ARCHIVE

windowsタブレットにubuntuをインストールしたのでメモ

背景

中古のwindowsタブレットを持っていたが、過放電を起こしてしまいバッテリーが30%程度まで劣化してしまった。また、格安の中古タブレットをたまたま見つけ購入したのでバッテリー劣化したタブレットにubuntuをインストールしてみたというもの

該当のタブレット

Fujitsu製のArrows Tab Q509/VE

CPU : Intel N4000
メモリー:4GB

インストールしたubuntu 及び インストールに使った物

ubuntu: ubuntu 24.04.02 desktop

使った物:usbメモリー 、usbキーボードusbマウス 及び それらを接続するためのusb hub
(下記写真は usb hub)

最初にusbキーボードを接続して、BIOSからbootの優先順位を変更するのを忘れないように

 インストール自体はrufusを使った通常の手法で出来た。但しマウスやキーボードが必要で結局usb hubもインストール作業に必要だった。

インストール結果

1.タッチは有効でした
2.文字入力促された場合、その場所をタップするとソフトキーボードが出現
3.タブレットを傾けると、それに合わせて表示も向きが自動的に調整される
4.wifiとbluetoothも問題なく使用可能

5.アプリの画面表示でwindowの右上がdefaultでは切れているので、設定のディスレイで解像度を調整する必要がある。200% にdefaultでは為っているので 175%に変更すると良さそう。100%だと文字が小さすぎる。

感想

タブレット自体が非力なので大した事は期待できないが、ubuntu tabletとしての使用は問題なさそうでした。

wake on lanの実現方法の一つ

背景

wake on lan(以降wol)を、機種変前のスマホを使って実現しようとしていたが外出中にスマホがスリープ?してしまい、外出先からwolが出来ない。そこでスマホを使わずraspberry pi(以降raspi)を使う別の方法を考えた。

前提条件 

  • raspiにsylpheedがインストール済み
  • sylpheedから周期的にポーリング受信可能なメールアドレスあり(私の場合自宅サーバー上)
  • raspiにwakeonlanがインストール済み

sylpheedでの設定

sylpheedでメッセージ受信したらコマンド実行 に一般設定で設定する
例:

/home/pi/tools/wolmail.sh

他に、2分ごとにメールをチェックする様にした。自宅サーバーでなければ、5分ごととかもう少し間隔を長めにした方が良いかもしれない。 起動までに時間がかかるが。

メール受信時に実行するシェル

wolmail.shを以下の様にした。試行錯誤で書いたものなので効率の良くないコードではあるが。

#!/bin/bash

ls -trl /home/pi/Mail/inbox | tail -1  >/home/pi/logs/wolsh.log

cat /home/pi/logs/wolsh.log | awk  '{printf("/home/pi/Mail/inbox/%s\n",$9)}' >/home/pi/logs/woltemp
prefile=/home/pi/logs/woltemp

while read filename
do
 cat $filename |awk -f /home/pi/tools/wolmail.awk

done < ${prefile}

wolsh.log、woltempは作業用のファイル

Pathは、念のためフルパスで記述。 sylpheedの受信メールはMail/inboxにあった。最新のものを使用。9番目のフィールドが該当メールのファイル名(数字)であった。

wakeonmailするためのawkスクリプト

awkスクリプトを、wolmail.awkとして下記の様に作成した。

BEGIN{
}
{
if (NF >=2 ) {
  if ($1 == "wolkeyword")  {
   for (i=2;i&lt;=NF;i++) {
      if ($i=="aaaaa") system("/home/pi/tools/wol-aaaaa.sh")
      if ($i=="bbbbb") system("/home/pi/tools/wol-bbbbb.sh")
      if ($i=="ccccc") system("/home/pi/tools/wol-ccccc.sh")
  }

  }
 }
}
END{
  print "wol sent end" > "/home/pi/logs/wol_mail_status"
}

wol-xxxxx.shは、wakeonlanコマンドのためのシェル

また、上記は3台に対応

wol用のメール

subjectもしくは本文内に、wolkeyword xxxxx の様に記述してメールする事で良い

無線lanカードのドライバーを入れていたらwake on lanが使えなくなったので再設定

再度調べて、今回は次のサイトを参考にして対処した。
https://blog.janjan.net/2022/08/10/ubuntu-wake-on-lan-settings

現状確認

sudo ethtool enp5s0 | grep -i wake

Wake-on: d になっていた。
Wake-on: g でないとダメとの事。

設定用ファイル作成

nano mytools/wakeonlan.sh で、下記内容のファイル作成

#!/bin/sh
/sbin/ethtool -s enp5s0 wol g

その後、実行属性を与える

sudo chmod +x mytools/wakeonlan.sh

サービスを登録

登録用ファイル作成

sudo nano /etc/systemd/system/wakeonlan.service


[Unit]
Description=Enable Wake-On-LAN

[Service]
Type=simple
ExecStart=/home/myhomename/mytools/wakeonlan.sh
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

namename はあなたのlogin名

サービスの登録

sudo systemctl enable wakeonlan.service
sudo systemctl start wakeonlan.service

再起動しておしまい

おまけ web経由で切断

電源onだけでは、RDPか何かを許可しない限り電源を切れない。そこでcockpitをインストール

 sudo apt install cockpit
 sudo systemctl enable cockpit.socket
  
 sudo ufw allow 9090/tcp

これで、webに9090ポートでアクセスするとcockpitが起動しweb経由でいろいろ出来る

別PCで使っていたIntel dual band wifi AC-7265無線lanカードをubuntuマシンに移す

経緯

別PCで無線lanカードを210NGW機種に交換したので、それまで使っていたAC7265が余った。それで、ubuntu 2204LTSで使っていたPCに装着する事にした。装着して立ち上げたがwifiのSSIDが出てこない。そこで、driverが無いのだと思い以降の事を行った。正しいかどうかはわからないが、とろあえず動いているのでよしとする。

ドライバーのインストール

wget https://wireless.wiki.kernel.org/_media/en/users/drivers/iwlwifi-7265-ucode-25.30.14.0.tgz

tar -xzvf iwlwifi-7265-ucode-25.30.14.0.tgz

sudo cp iwlwifi-7265-ucode-25.30.14.0/iwlwifi-7265-14.ucode /lib/firmware
sudo cp iwlwifi-7265-ucode-25.30.14.0/iwlwifi-7265D-14.ucode /lib/firmware
  
sudo apt install --reinstall linux-firmware
sudo reboot
V-antena and Tanimoto's page

あなたはIPv4でアクセスしています